ネット銀行の開設は未成年でも可能 各行の口座開設条件を紹介

ネット銀行の開設は未成年でも可能

この記事では、未成年者の名義でもネット銀行の口座が開設できるか、そして、未成年者本人が口座開設を申し込むことができるかについて、各行の口座開設条件をチェックながら解説します。

時間や場所を問わず、好きなタイミングで取引を行えるネット銀行。ほとんどの取引がネット上で完了することや各種手数料がお得になるサービスなど、その利便性の高さからメインバンクとして活用している方も少なくありません。

貯蓄などの目的で、親子で口座を持っておきたい、あるいは未成年のお子様自身がネット銀行の口座を作りたいと希望されることもあるのではないでしょうか。

記事の最後にて、未成年者におすすめのネット銀行も紹介しています。希望に合ったネット銀行を見つける参考にしていただければ幸いです。

未成年者の名義でもネット銀行の口座を開設できる

ネット銀行の開設は未成年でも可能

多くの都市銀行がそうであるように、ネット銀行でも未成年者の名義で口座開設することは可能です。ネット銀行の口座開設基準を年齢で考えた場合、以下の2パターンに分けられます。

  • 口座名義人となる方が何歳でも口座を開設できる銀行
  • 口座名義人となる方が15歳以上でなければ口座を開設できない銀行

以下は主要なネット銀行7行がどちらのパターンに属しているかまとめたものです。

銀行 15歳未満 20歳未満
GMOあおぞらネット銀行
楽天銀行
ソニー銀行
大和ネクスト銀行
ジャパンネット銀行 ×
住信SBIネット銀行 ×
auじぶん銀行 ×

未成年者名義の口座を開設するために必要な手続きも各行で違いがあります。具体的には、口座名義人となる未成年者の方本人が直接申し込み可能な銀行と、親権者でなければ申し込みできない銀行の2パターンがあります。

銀行 20歳未満の方の直接申込
GMOあおぞらネット銀行 15歳以上であれば可
楽天銀行 13歳以上であれば可
ソニー銀行 15歳以上であれば可
大和ネクスト銀行 不可
ジャパンネット銀行 15歳以上であれば可
住信SBIネット銀行 15歳以上であれば可
auじぶん銀行 15歳以上であれば可

例外はありますが、口座開設条件、口座開設手続きともに、「15歳」をひとつのボーダーラインにして基準を設けている銀行が多いことが分かります。

各社の口座開設申込条件

ネット銀行の開設は未成年でも可能

未成年の方が口座開設を直接申し込むことができる銀行でも、申し込みに際し親権者の同意書や本人確認などが必要となる場合があります。ここでは、各行のより詳しい口座開設申込条件をまとめました。

GMOあおぞらネット銀行

15歳以上であれば未成年の方でも本人の意思で申し込み可能です。親権者の同意書や本人確認書類は不要です。

15歳未満の場合は親権者による代理申し込みが必要です。同行に親権者名義の口座が開設済みである必要があります。

楽天銀行

13歳以上であれば未成年の方でも本人の意思で申し込み可能です。親権者の同意書や本人確認書類は不要です。

13歳未満の場合は親権者による代理申し込みが必要です。この場合、申込者本人と親権者、両方の本人確認書類が必要です。

ソニー銀行

15歳以上であれば未成年の方でも本人の意思で申し込み可能です。親権者の同意書や本人確認書類は不要です。

13歳未満の場合は親権者による代理申し込みが必要です。この場合、申込者本人と親権者、両方の本人確認書類が必要です。

大和ネクスト銀行

大和証券の証券口座を開設後、大和ネクスト銀行の口座開設を申し込みます。

どちらの口座も未成年の方の名義で開設できますが、親権者による代理申し込みが必要です。

未成年の方の名義で口座開設する場合、インターネット申し込みはできず、大和証券の店舗での申し込みが必要です。

ジャパンネット銀行

15歳以上であれば未成年の方でも本人の意思で申し込み可能です。親権者の同意書や本人確認書類は不要です。必ず口座を利用する本人が、本人の名前で申し込む必要があります。

15歳未満の方の名義では口座開設できません。

住信SBIネット銀行

15歳以上であれば未成年の方でも本人の意思で申し込み可能です。親権者の同意書や本人確認書類は不要です。必ず口座を利用する本人が、本人の名前で申し込む必要があります。15~17歳の申し込みは郵送申し込みのみ受け付けています。

15歳未満の方の名義では口座開設できません。

auじぶん銀行

15歳以上であれば未成年の方でも本人の意思で申し込み可能です。親権者の同意書や本人確認書類は不要です。

15歳未満の方の名義では口座開設できません。

未成年者におすすめのネット銀行

ネット銀行の開設は未成年でも可能

口座開設が可能となる年齢が同じでも、必要な書類や条件は一定ではありません。また、銀行によってサービスも異なります。 ここでは未成年の方が使うことを想定した場合のおすすめのネット銀行と、選び方のポイントをご紹介します。

申し込みのしやすさで選ぶならGMOあおぞらネット銀行、楽天銀行・ソニー銀行おすすめ

未成年者の名義で口座開設できるのは各行で共通したところですが、楽天銀行、ソニー銀行、GMOあおぞらネット銀行、大和ネクスト銀行の4行は、口座名義人となる方の年齢が何歳であっても口座を開設できます。

なかでもGMOあおぞらネット銀行、楽天銀行とソニー銀行は、未成年者名義の口座開設にあたり特別な条件や手続きがなく、特に開設しやすいネット銀行であると言えます。

さらに言うと、未成年者本人が親権者の同意なしで直接申し込みできるボーダーを「15歳以上」としている銀行が多いなか、楽天銀行だけは13歳以上であれば申し込み可能となっています。

13歳というと中学1~2年生の年齢なので、自分のお金を預ける銀行は自分自身で申し込みたいという自立心の強いお子様もいらっしゃるでしょう。楽天銀行ならその希望が叶えられます。

法人口座開設ならGMOあおぞらネット銀行

手数料の無料回数やサービスで選ぶなら

ネット銀行にはそれぞれ得意な分野があり、同じ取引条件で手数料やサービスが異なることも少なくありません。未成年者が自分のお小遣いや貯金を管理する口座なら、ATMの取引手数料やスマホ決済の利便性が気になるという方も多いのではないでしょうか。

多くのネット銀行では利用状況によって、ATM・振込手数料無料というサービスを導入しているところがほとんどです。特にGMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行では、ステージやランクによってATM・振込手数料月15回無料の優遇を受けられます。

また、ジャパンネット銀行ではATM手数料無料月1回に加え、PayPay残高を無料で口座へ出金できます。通常は100円の手数料がかかるところを無料で出金できるのは、ジャパンネット銀行だけです。スマホ決済と併用する方にはありがたいサービスでしょう。

他にも取引に応じて楽天ポイントが獲得できる楽天銀行や、auPAYの残高を無料で払い出せるauじぶん銀行など、各行がそれぞれ特徴のあるサービスを展開しています。貯金用、普段使い用など用途に合わせてどのようなサービスを求めるのか事前に決めておくことが重要です。

未成年者におすすめのネット銀行まとめ

未成年者におすすめのネット銀行

ネット銀行は未成年者でも申し込めますが、申込み条件にしても必要な手続きにしても、15歳をひとつの境界線として基準を決めている銀行が多いと言えます。

そのなかでさらに必要な書類や手続きも各行で若干異なりますので、未成年者本人が申し込みたいかどうか、 その場合に必要となる書類は用意できるか、という視点で考え、サービス内容も加味しながら開設する銀行を選ぶとよいでしょう。

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